11/1 羽島教室「なんばんめ」「どこにいるかな」

 羽島教室レッスンの今回のテーマは「なんばんめ」「どこにいるかな」です。

 

 年中クラスではアンパンマンとなかまたちの人形を使い、「前から○ばんめ」「右から○ばんめ」などの順番の言い方に慣れてから、カードを使って「前から○ばんめにいる動物は?」「右から○ばんめにいる海の仲間は?」の質問に順番に答えてもらいました。

 

 その後は「きりんは後ろから○ばんめ?」「うさぎは左から○ばんめ?」という質問の仕方に替えたものにも挑戦してもらいましたが、こちらが思っていた以上によく答えられていた年中さん、そのため年長クラスだけでやろうと思っていた「問題づくり」も1人1回ずつやってみました。

 

 初めは「やりたい!」と言ってみたものの、いざ問題を作るとなると「やっぱりいい・・・」となってしまったため、「右からにする?左からにする?」「何ばんめがいいかな?数字で答えて」と声かけをしてみると、小さな声ながらもお友だちに質問することができました。年中さんは右と左が時々わからなくなってしまうこともありましたが、こちらは日常生活の中でお家の方と「右はどっちだったかな?」と時々確認することで身に付けていってもらえればと思います。

 

 年長クラスでは「どうぶつしょうぎ」を使い、位置を表す練習をしました。「右から2ばんめ、下から2ばんめの動物はなんでしょう?」というような質問にもすぐに答えることができたため、こちらも問題作りに挑戦。「2つのヒントか3つのヒントで場所がわかるように」という条件で作ってもらいましたが、「右から」「上から」のヒントだけではなく、「この動物は肉食です」というヒントを出した子がいました。答えはもちろん「ライオン」です。相手にいかに上手く伝えるか、情報としては最適なヒントですね。すると他の子も「この動物はたまごを産みます(にわとり)」と、特徴をとらえたヒントを出すようになりました。

 

 「位置を表す」ヒントとしては「肉食」や「たまごを産む」というのは違う気もしますが、この特徴をとらえたヒントは今後の「仲間わけ」の問題でも使えそうだと思ったここと、そしてまずは「問題作り」にどんどん慣れてもらうために今回はOKしました。

 

 その後も動物カードやお菓子カードなどを使い、質問に答えたり、質問したり、みんな積極的に参加していました。