10/4 羽島教室2学期クラス始まりました

 今日より羽島幼稚園課外教室「かず・かたち教室」2学期クラスのレッスンが始まりました。

 

 年中クラス、年長クラスともに少人数のため、2学期も私1人で行います。

 第1回はいつもと同じ「数字カード作り」です。ところが、みんな1番興味を持ったのが「ピエロのびっくりはかり」でした。「全員そろったら始めるから、それまでの間・・・」と思っていたはずが、気が付くとみんなの目が真剣です。

 

「右が下がるかな?」

「そのまま(左が下がったまま)かな?」

「まっすぐかな?」

と私も自分の体を傾けてみながら質問してみます。

 

 数字の大小は重さに比例しているのですが、みんな次から次へと自分の好きな数字を手に取り、「今度はこれをやってみて!!」と渡してくれました。年中さんにはホワイトボードとマグネットを使って、「いくつといくつ」のレッスンの時のように少し説明してみたところ、「あ!これぜったい1だ、1」と気付き、みんなで「1」「1」「1」と「1」のコール(笑) はかりにかけてみてはかりが水平になるのを見て、みんなで「やったあ!!」「イェーイ!!」とさらに大盛り上がり、「はい、ではこれから始めます。これでおしまいね」と片付けるととても残念そうでした。

 

 それでも元気いっぱいな年中さん、カード作りも頑張りました。

 

 カードを使ってのゲームでは「カードを取ったら白のキャップ、おてつきは赤のキャップ」とペットボトルキャップを使って勝負を決めましたが、みんな早くカードは見付けたい、でも赤キャップをもらわないようにと耳をすませてしっかり私の指示を聞いてカードを探していました。

 

 年長さんも年中さん同様、「ピエロのびっくりはかり」に興味を持ったようで「何これ?」「数字乗せていい?」と早速遊び始めました。「右に5を乗せて左に2を乗せたら右が下がったね」と言った後に「左にもう1つどれか数字を乗せて、まっすぐにしたい時はどうする?」と聞いてみると、「1かな?」「4かもしれない」「5はちがうよ」とみんなで意見を出し合っていました。3を乗せるとつり合うということがわかったところで、1人の子が「あ、2+3=5だから?」と気付いたようで、最後にマグネットで確認しました。

 

 このピエロのはかりは、第3回「いくつといくつ」でも利用しようと思います。

 

 年長さんのカード作りは、今日の出席者全員が依然1~10までのカードは作ったことがあるため、今回は11~20までを作ってもらうことにしました。途中シールが足りなくなってしまったため、数字のカードの代わりにトランプを使用してゲームをしました。「ハートの5」「スペードの2」などの指示だけではなく、「黒の8」「赤の1、2、3」などのような答えは1つではないけれども、どのカードがその条件に合っているかよく聞いて考えなければならないようなものもありましたが、おてつきの赤キャップをもらわないように頑張ってやっていました。

 

 来週は「かたちパズル」です。三角プレートだけではなく、今回はタングラムや円形のものも使ってみようと思います。