7/5 羽島教室「なんばんめ、どこにいるかな」

 「なんばんめ」は小学校1年生の1学期に学習します。

 

数字や図形に強い子を育てる! 幼児、小学校低学年向けさんすう教室 ぎふ幼児かず・かたち教室

 レッスンではアンパンマンの人形や動物のイラストのカードなどを使い、「前から2番目はだれかな?」「メロンパンナちゃんは左から何番目かな?」などの質問を1人ずつしていきました。

 聞かれているのが「前から」なのか「後ろから」なのか、「左から」なのか「右から」なのか間違えないようにすることが重要ですが、途中で「どっちが右?」とわからなくなってしまう場面も・・・。「名札がついている方が左です」と教えると、「次にまたわからなくなってしまった時には、お友だち同士「名札ついているのが左!!」と教えてあげていました。

 「お箸持つ方が右だよね」と言ってくれたお友だちもいましたが、左利きのお子さんもみえるため、その覚え方ではお子さんによってはかえってわかりにくくなることもあります。私の娘も左利きですが、彼女の場合は、食事→右、鉛筆→左右両方、クレヨン、マーカーなどの色塗り→左、といった具合に自分のやりやすいように使い分けていますので、左右を覚える前だったら「○○を持つ方」の覚え方だときっと混乱していたと思います。

 年長クラスでは、「前から3人目(該当するのは1人)」に加え、「前から3人(該当するのは3人)」についてもやってみました。この違いはとても混同しやすく、プリントでも苦戦していましたので、くり返しやってみることが大事です。6人全員で1列に並び、私の質問に対し、該当する子が手を挙げる、という内容で「前から5人目の人は手を挙げてください」という質問では「前からだよ、前から」「○○ちゃん(1番前の子)から数えるんだよ」とみんなで一緒に考えていました。

 お家でもお子さんに何か物を持ってもらう時に「○○の入っているところから取って」という言い方を「上から3つ目の引き出しから取って」のように言いかえてみるのも練習になります。