6/28 羽島教室「おってきってひろげてみよう」

 今回のテーマは「おってきってひろげてみよう」です。

 

数字や図形に強い子を育てる! 幼児、小学校低学年向けさんすう教室 ぎふ幼児かず・かたち教室

 折り紙を折って切って広げてみるとどんな形になるのか?ということを予想し、実際にやってみて確かめました。

 折り紙を縦(または横)半分に折り、折った線で切ってみると長方形が2つできます。今度は縦に半分折り、さらにそれを横半分に折り(小さな正方形ができます)、横半分に折った線で切ります。「今度はどんな形になるかな?」と聞いてみると、「ましかく(小さな正方形)が4つ」という答えと「ながしかく(長方形)」「ましかくもながしかく、どっちもできる」と、いろんな答えが出てきました。

 他にも同様に折り紙を半分に折って三角形を作り、それを半分に切ると三角形が2つ、半分をさらに半分、つまり2回折ってから切ってみると正方形が4つ、3回折ると、4回折ると・・・とやってみました。

 その後は縦半分または縦半分の後横半分に折って、予め書いてある線に沿って切るとどんな形になるのか、「この形だ」と思う物を切り口の形のカードの中から探してみる、ということもやりました。

 これは小学校高学年で学習する「対称」の内容のもととなるのですが、この時期は頭の中で図形をイメージして、ということがまだ難しいこともありますので、「さんかくになるかな」「しかくかも」などのように自分なりの予想を立てられること、またその正誤にこだわりよりも、実際にやってみて発見できたことを大切にしてもらいたいと思います。