10/26 重さくらべと長さくらべ

 レフィールさん2Fでの「かず・かたち教室」です。


 今回のテーマは「重さくらべと長さくらべ」。


 先日の羽島幼稚園のレッスンで使用した4つの袋を使いました。

 手で持って比べてみた後、袋を開けて表記されている重量を見て、重さの違いを確かめました。より実感してもらえるように、今回は前日にリサイクルショップにて380円(!)で手に入れたはかりも用意しました。若干正確さに欠けるはかりですが、日頃デジタルスケールの方が見慣れているであろうお子さんたちには、台ばかりの上にものを乗せると針が動くという光景は興味を持ってもらえたようです。


 重いと軽い、長いと短い、太いと細いなどがそれぞれ反対の意味を持つ言葉だと知っていても、「1番重いのは?」と聞いてみると「あれ?『重い』ってどっちだったかな?」と「重い」という概念そのものが一瞬わからなくなってしまったのか、戸惑う様子も見られました。

 そんな時は私が1番重いのを持ってみて「重いなぁ・・・」、その後今度は軽いのを持って「あれ?これ軽い」とやってみます。この時はちょっとオーバーなくらいのリアクションをしてみます。1Kgと150gの差がまるで10Kg以上差があるかのように(笑)

 そうすると「もう1回持ってみてもいい?」と聞く子がいて、実際に持ってみて「うわぁ重い!」と。この時、「重い」という言葉と手で感じた重さとが結びついたようです。