10/15 羽島幼稚園第5回レッスン②

 一昨日の「羽島幼稚園第5回レッスン①」の続きです。

 

数字や図形に強い子を育てる! 幼児、小学校低学年向けさんすう教室 ぎふ幼児かず・かたち教室

 重さくらべの他にも長さくらべ、水の「かさ」くらべ、そして1番盛り上がった?のは「ピタッと200cc」。

 

 その前に、水が100cc入った計量カップを見せ、5つの異なる容器に入った水のうち、同じように100cc入っているものを予想してもらいました。

  前回の「さいころになるのは?」の予想の時と同じように、自信のあるものには大きな○や花まるをつけてくれた子もいました。

 ここでも、「下が広いと下のほうだけど、下がせまいと上のほう」と気付いたことを言ってくれた子がいたのです。この言葉を数学的に言いかえるならば、「同じ量の水を底面積の異なる容器に入れた時、底面積の大きいものは水位が低く、底面積の小さいものは水位が高い」といったところでしょうか。

 容積だの底面積だの何の公式も知らない、いや、かけ算はおろかたし算だってまだ習っていない幼児さんでも、普段の生活の中で自分が体験したことから、こんなことに気付けるなんてすごいですよね。

 さて、「100ccと同じもの」を予想、そして確かめた後は・・・


 今度は計量カップの200ccの水をよく見て、ペットボトルに1人ずつ「200cc」と思うところまで水を入れてきてもらいました。

 先程の「同じ量の水でも底面積が・・・」をふまえてのチャレンジです。

 水を入れてきたペットボトルと計量カップを並べて観察して何度も水道へ向かう子もいました。そして、なぜか多かったのが「ふたをしてとりあえず振る」何かの魔法をかけるかのように「当たれ、当たれ」とシェイクする様子はおもしろかったです。


 時間の都合で今回のレッスンは体感型のものが多かったのですが、お子さん方のたくさんの「気付き」に出会うことができました。