羽島幼稚園、本日のレッスンのテーマは
「長さと重さ」「さんすうのはんたいことば」です。
1つ目の「重さくらべ」
4つの袋の中に、それぞれ重さのちがうもの(塩、みそ、ホットケーキミックス、塩こしょう)を予め入れておき、教室に来た子から順に重さ比べをし、重い順に予想をしてもらいました。
「何が入ってるの?」と中を開けてみたい子、両手に持ってみて比べてみる子、手ざわりで「固いよ、こっちが重い?」と考えている子・・・全員の予想を貼り出したら、袋を開けてみんなで結果を確かめます。
重い順に1000g、750g、600g、150gだったのですが、1000gが1Kgと表記されていて、1Kgの「1」に目をつけて「重いのに1なの?」と言われたお子さんがいました。
1000gと1Kg、単位がちがうので・・・なんてことは幼児さんですから今知らないのが当たり前なのですが、3ケタの数字の中に1ケタの数字、でもこれが1番重い、ということに気付ける、それがすばらしい!!
また、別のお子さんは、ホットケーキミックスに600g(300g×2)と書いてあるのを見て、「300が2つ(だから600)」と言っていました。
かけ算九九はわからなくても、「3と3で6」と「いくつといくつ」がしっかりわかっていると、こんな形で出てくるのですね。
ちなみに750を「なな ご ぜろ」と読んでいるお子さんもいましたが、この時期には「大きな数字を読むこと」よりも「10までの数の概念を理解すること」に重きを置いたレッスンをしていきたいと「かず・かたち教室」では考えていますので、保護者の方もお子さんが言いまちがえても、そこは「ななひゃくごじゅうって読むんだよ」くらいにとどめていただければと思います。
②に続く。
*写真は実際にレッスンで使った袋です。レッスンでの写真を撮り忘れてしまいましたが、この袋に番号をつけて並ばせておきました。