9/28 自分で問題を作ってみる

 岐阜市のヘアーサロン「レフィール」さん2Fでのレッスン、今回のテーマは「いくつといくつ」です。


 数の合成と分解、こんな書き方をすると何やら難しそう?ですが、「5は3といくつでできている?」という、あれです。

 小学校の算数では、1年生の1学期、たし算、ひき算の前に学習する内容なので、当然「5-3=2」を知らないことが前提です。

 

 ペットボトルキャップを初めに「4こ、3こ、2こ」とそれぞれちがう数ずつ取りに来てもらいます。

 「何でちがう数なの?」と言いつつも「1つずつ少なくなってる」としっかり気付いていたお子さんもいました。

 

 次に「今度は1こ、2こ、3こだよ」と言うと、テーブルに並べ、お友だち同士見比べて「あ、みんな5こになった!」「だから最初は多くて、次は少なかったの?」と気付いたことを教えてくれました。

 

 その後のマグネットと数字を使った学習は、年中さんには少し難しかったところもあったようでしたが、あるお子さんの「(自分で)問題作ってみるね」の一言で、1人ずつ問題を考えて他のお友だちに答えてもらうことにしました。

 

 「自分で問題を作る」ということは、

①自分自身がその内容を理解していること

②問題の意図が相手に伝わるようにきちんと説明すること

が求められます。

 「算数」ですが「国語力」が問われるんですね。

 

 年中さんのお友だち、ちゃんと問題を作って、そして答える側のお友だちもしっかり答えられていました。

 普段から会話のキャッチボールができているんでしょうね。

 「かず・かたち教室」では、これからも「自分の考えを自分の言葉で伝える」、できるだけそういう機会を増やしていきたいと思っています。