7/14 本日も体験教室を行います

 今回、幼稚園の課外教室と岐阜市内での教室開講にあたり、カリキュラムを考えた時に一番悩んだのが

「何をどこまで教えるべきか」

でした。

 方針として「先取り学習はしない」としていますが、内容の中には小学校の算数が出てくるものもあるかもしれません。たとえば、

「いくつといくつ」

数の合成、分解です。小学校1年生の1学期に出て来ます。


 教科書ではこの後、足し算、引き算、くり上がり、くり下がり・・・と続きますが、この教室では「いくつといくつ」止まりにしておきます。


 5は1といくつで5かな?の次に1+4=5や5‐1=4へ進むのではなく、何と何で5になるのかな?いくつ(何通り)探せるかな?つまり、○+□=5 の ○と□を探せる力をしっかりとつけてもらいたいのです。さらに欲を言えば、やっているうちに


1と4で5だけれど、4は1と3で4だから、1と1と3でも5になる!


と気付けるようになればもっといいかなと。


 あれ?「いくつといくつ」と聞いたのだから、3つの数字を答えるのは不正解?テストなら「問題をよく読みなさい」と言われてしまいそうですが、○か×かの前に、まずはお子さんたちの「気付き」「発見」を大事にしていきたいと思います。


 本日も課外教室の体験教室を行います。お子さんたちのどんな発見と出会えるかが楽しみです。
数字や図形に強い子を育てる!
かずの「分解」のイメージ